Prologue


この美しい取っ手は、私達にとっての
長い思いの末に完成した自信作です。
アルミ合金と皮革との結合に魅かれて
もう何年になるでしょう。
しかし、この結合は単にアルミと革が使われてさえいれば良いわけではありません。
美しく気品に満ち、何より取っ手としての
目的や強度を満たしていなければなりません。
 

Hand Sewing


アルミと革との結合には数え切れない程の加工方法を
考え、編み出し、既に製品として実現させてきました。
しかし鞄の取っ手の場合、人の手によって全方向から
複雑なテンションが加えられます。取っ手のテンションに、長年耐えられるアルミと革の美しい結合方法とは?
それは唯一「人の手を使って糸で縫う事」でなければ
果たせない処にたどり着きました。
   
Composition


SuperTransporterに使われるアルミとレザーの
”Composition Handle”は、 NCマシンによって 6oの
アルミニウムに2.5oの穴が1000分台のリミットで
108箇所あけられます。両面には 2o厚のオイルレザーを2枚重ねにして計4枚の革を高精度の治具で
挟み込んで固定します。これは 0.1oの誤差が
後で運針に影響する大切な工程です。
Composition Handle は、全ての工程を書ききれないほど多くの準備加工を経て、最後に革職人、木脇 隆氏による根気のHand Sewingと丹念な磨き上げによって完成します。

   

”CompositionHandle”

それはもしかすると人間の技と技との Composition だったのかもしれません。

   
2003年10月
 記念すべきプロトタイプ1号と2号の完成
Color...RED 、BLUE 、GREEN 、 BITTERCHOCO 、
NAVY 、YELLOW
   
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